
- 店長:岩月 浩
(いわつき ひろし)もともとは名古屋の百貨店に勤めていましたが、出来合いの家具ではなくお客様のニーズにあった家具をお客様と一緒に作りたい!と思いヘルベントへ。家族に合ったテーブルとの出会いをお手伝いします! - 宮 恵理佐
(みや えりざ)使い込んだ木の風合いや、古い家具が大好きです。休日には木工教室に通い木の魅力の奥深さを感じる毎日。木のパワーを感じにお店に遊びに来てください! - 山本 育紀
(やまもと やすき)妻と子供2人の4人家族。休日は日曜大工や家族サービスを楽しんでいます。これまでの経験で培った木の知識や、失敗談なども交えながら木のある暮らしについてのアドバイスをさせていただきます。

オイル仕上げと、ウレタン塗装の違いは何ですか?
オイル仕上げは、油が主成分の塗料を木に浸透させ汚れから守ります。仮に汚れがついても、表面をご自身でけずって塗装をしなおすことができ、肌触りも木そのものの質感が残ります。ウレタン塗装は、木の表面にウレタン樹脂で塗膜を作るので、汚れには強いですが塗膜が傷ついてしまうとご自身で補修するのは難しいです。また、表面をコーティングしてしまうので、木そのものの肌触りは損なわれてしまいます。
使っていくと、色などはどんな風に変化していきますか?
色の変化は紫外線に当たって、木に含まれる成分が変化することによって起こるので、 樹種によって、変化の度合いなどは異なります。ですが、大部分の板は、仕上げた時の色よりも、濃い色になります。変化の速さも、日光や照明が、よくあたる場合は早いですが、使っている方には、その変化に気付きにくいと思います。
一枚板って反りやすいですか?
細かく貼りあわせてあるほうが反らないのでは?
細かく貼りあわせてあるほうが反らないのでは?
一枚板だから反りやすい、ハギのほうが反りにくいということはなく、樹種や乾燥状態、大きさと厚みの関係によってによって、反りやすいものとそうでないものがあります。また、どちらでもそのお部屋の状況(特に湿度)によって、湿度が高いと水分を吸収して膨らみ、乾燥すると、内部の水分を発散して縮みます。これが『木は生きている・呼吸している』といわれる所以です。その収縮の差が大きく、板の限界を超えると、その板の一番弱いところに、『割れ』や『反り』としてひずみが出ます。
当店では、その木の含水率(木が含む水分量)を天然乾燥により、ひずみが出にくい数値まで乾燥させ、テーブルにする時も反り止め加工をするようにしています。ただ、それでも変化する場合もあり、その際は自社の工場で、再度 メンテナンスや修理を行ないます。